東京貴金属見通し=金は概ね堅調推移か

2013/01/25 17:49:02

<金>
 今週の東京金先限は、日銀政策委員会・金融政策決定会合前後の円相場の乱高下に連れる動きの中、目先の下値を確認し戻り歩調となり、場味を回復させての越週となった。
 来週は円相場とともに程良い調整を挟んだことで、概ね堅調に推移しそう。日足チャート上では調整完了後の再上昇の流れ。再び上場来高値を更新する動きが期待できる。ただ、29・30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたNY金が、節目の1700ドルをなかなか抜けられず地合いを軟化させており、FOMCで景気の先行きに対し楽観的な見方が示されるようだと、早期の金融緩和解除観測を背景に売られる可能性がある。国内金は下押したら買い拾い、上放れたら利食い売りといった素早い動きが得策だろう。
 来週の先限予想中心レンジは4800円〜5000円。

<白金>
 今週の東京白金は高値保ち合い。5000円の節目を上抜けなかったことや、為替が円高・ドル安に振れたことで、調整売りが入り週央にかけて下落した後は、為替が1ドル=90円台の円安に振れ、買い戻される展開となった。
 目先は、やや上昇の勢いが鈍る中、目標値となる2011年2月16日高値5015円の突破に時間が掛かるようだと、戻り高値は売られる動きになりそうだ。ただ、南ア鉱山での減産見通しと世界的な需給ひっ迫観測を支援材料に下げ幅は限られるとみられ、来週は底堅い展開が予想される。日米の株式市場の堅調が続けば、景気回復にともなう工業用需要増加見通しも強まり、値位置を切り上げる可能性は強まってくるだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4800円〜5100円。

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