東京貴金属見通し=金は買い戻される展開か

2013/02/22 17:56:37

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が米金融緩和の早期解除観測を背景に急落したことを受け、大きく水準を切り下げる展開となった。
 来週は、今週の下落が行き過ぎたとの見方から買い戻される動きとなりそう。日足チャート上では、高値から2分の1下押した4700円が下値抵抗線になるとの見方ができる。ただ24・25日に予定されているイタリア総選挙で緊縮財政策を進める現政権の枠組みに変化が生じるようだと、ユーロ安・ドル高となりNY金を圧迫しそう。総選挙が無難な結果なら、明確な戻り歩調と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4600円〜4900円。

<白金>
 今週の東京白金は急落。南ア鉱山での暴動事件を受けて労働者が1日限りのストを決行し、供給懸念が強まったことで一時上伸したが、20日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、労働環境が改善する前に量的緩和政策を縮小する可能性が示されたことをきっかけに米株式市場が急落したことで、工業品需要の比率が高く、景気動向に左右される白金は、買い方の手じまい売り主導に値を崩した。
 また、英金融情報会社マークイットが発表した2月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)は総合指数が47.3と、上昇を見込んだ市場予想に反し大幅な低下となり、これを受けユーロ圏経済に対する懸念が拡大していることも圧迫材料。イタリア総選挙への不透明感も嫌気されてリスク回避姿勢が強まるなか、来週は調整主導に狭い範囲での値動きになると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4800円〜5100円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ