東京貴金属見通し=金は戻りトレンドを維持する展開か

2013/03/15 16:55:16

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が底固く推移したため概ね堅調に推移した。
 来週は、19−20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。バーナンキFRB議長が会見で金融緩和の継続を改めて強調すれば、先限は5000円を回復する動きとなりそう。最近のFOMCでは出口戦略の議論が盛り上がっているため、楽観視はできない。出口が近いとの認識が示されれば、一旦下振れか。国内金は円の先安期待が下値を支えている。容易には崩れないる戻りトレンドの過程と判断できるため、下押すようなら買い拾うべきだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4850円〜5050円。

<白金>
 今週の東京白金は保ち合い。12日に5052円の高値をつけたが、欧州経済への懸念が圧迫材料となり急落した。その後は、米国の経済指標が改善傾向を示していることや、ダウ工業株30種平均が連日高値を更新するなど、景気の先行きへの楽観が下支え材料となり買い戻された。
 ただ、米国の850億ドルの強制歳出削減が米経済に打撃を与える可能性があることや、欧州経済への懸念が払拭された訳ではないため、景気後退による需要減少懸念が上値を押えている。また、来週は19−20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることや、国内市場は20日が春分の日の休場であることから動き難い環境となり、為替次第の面もあるが、ボックス圏での値動きに留まると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4800円〜5200円。

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