東京貴金属見通し=金は為替次第の展開か

2013/03/29 16:46:22

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円高などを背景に軟調推移を強いられた。
 来週は、3・4日に予定されている日銀会合に注目が集中しそう。会合で追加緩和が予想されているうえ、新年度入りに伴って期末要因がなくなるため、為替は円安に振れる動きを期待しても良さそうだ。ドル建て金が変わらずで、為替が1円円安に振れれば約50円上昇することになる。日銀会合の結果がサプライズとなれば、3桁の上昇もあるのではないか。強気買いで対処すべき局面と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4800円〜5000円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。キプロスの銀行預金課税を巡る金融支援の動きを受け、欧州経済全体への悪影響からの工業用需要減少懸念を背景に白金市場は軟化、3月21日安値4781円のラインを支持線として下値を試す展開となった。
 来週は、現在の値位置を維持すれば、底打ち感から反発すると考えられ、2月8日から続く下降トレンドを上抜けるかが焦点となる。ただ、欧州の自動車販売の不振が南部から北部に波及しているとの指摘もあり、需給面での新規材料が現れない限りは上値を突破する勢いに乏しく、戻り高値は売られる展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5000円。

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