東京貴金属見通し=金は値動きの荒い展開か

2013/04/19 17:48:02

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が15日に約33年3カ月ぶりの急落を演じたことで大きく水準を切り下げた後、下げ止まる形で越週した。
 今週の急落後ドル建て現物市場では値頃感の台頭により取引が活発化しているため、来週は戻り歩調で推移しそう。為替もG20後、再度円安を期待できる環境が整いつつあるため、NY金高・円安のダブルで戻りを後押しする局面があると読む。先ぎりの目標値は4700円水準か。ただ、一度大きく傷付いた相場であるため戻り一巡後は、再び上下に値動きの荒い取引を強いられるだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4350円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。週明けに急落し、16日には安値4310円まで下落した後は、安値拾いの買いに支えられる展開となった。キプロスの外貨準備高における金準備の売却計画の報をきっかけに、金相場を中心に国際商品市場全体が下落する流れのなか、白金も大幅下落。その後は、南ア鉱山の白金生産コストを意識した買い戻しや、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、市場が警戒していた円安批判は回避される見通しとなり、為替が円安・ドル高に振れたことなどを支援材料に、4500円台を回復して越週した。
 欧州経済の先行き不透明感や、中国経済の失速への懸念が囁かれるなかで、積極的に買い上がる材料には乏しいものの、南アの減産などの要因から需給ひっ迫懸念も根強く、目先は円安を手がかりに値固めを試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4700円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ