東京貴金属見通し=金は押し目買い姿勢が得策か

2013/04/26 17:33:40

<金>
 今週の東京金先限は、アジアを中心とした現物需要を背景に戻り歩調を鮮明にさせ、場味を改善させての越週となった。
 来週はNY金の動きが焦点となりそう。米国では30日・5月1日にFOMCが開催され3日は雇用統計の発表と、2つの重要イベントが控えている。前週の急落で国内外とも金相場は不安定なため、結果次第では一時的に大きく揺さ振れられることを警戒すべきだろう。国内金は日足ローソク線上において底値で3本の長い下ヒゲを伸ばし当面の下値は確認した環境にあると判断できるため、押し目買い姿勢が得策なのかもしれない。
 来週の先限予想中心レンジは4400円〜4800円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。急落後は保ち合いを続けていたが、米労働省が発表した4月20日までの週の新規失業保険申請件数が改善したことで、同国経済の先行き見通しが改善したことをきっかけに、保ち合いを上っ放れて越週した。また、世界最大の白金生産会社であるアングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)の事業再編を巡り、同社は1月に、主力の南アフリカ・ルステンブルク鉱山の立て坑4カ所の操業停止などを柱とする事業再編計画を公表し、南ア政府当局などと協議入りしたが未だに決着がついておらず不透明感が強い。
 来週は、欧州の景気減速懸念が相場の足を引っ張っているが、世界的に自動車販売台数が増加傾向にあることや、鉱山の減産懸念などが支援材料となり、底堅く推移すると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4900円。

 来週はゴールデンウィークの連休により休載とし、次回配信は5月10日(金)とさせていただきます。

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