東京貴金属見通し=金は軟調推移だが

2013/05/17 17:07:56

<金>
 今週の東京金先限は、NY金がドルの堅調を背景に下値模索の展開となったことで水準を切り下げる形で越週した。
 来週はNY金に対する売り圧カが強まっているため、引き続き軟調推移を強いられそう。焦点は1400ドル割れ水準にあるドル建て金現物が、アジア勢に買い支えられるかどうかにある。現在のドル高はユーロ安・円安による面が大きいため、為替要因だけでドル建て金が大きく下振れするようなことはなさそう。下値が堅くなりつつある水準か。国内金はもう一段の軟化局面で買い拾うべきなのかもしれない。
 来週の先限予想中心レンジは4450円〜4650円。

<白金>
 今週の東京白金は保ち合い。前週末に為替が4年1ヶ月ぶりに1ドル=100円の大台に乗せたことや、南アからの供給懸念を手がかりに値を伸ばしたものの、5000円が上値抵抗線として作用し、押し返される動きとなった。
 英貴金属大手ジョンソン・マッセイ社が13日に発表した需給報告書『プラチナ2013』によると、2012年度の世界の白金需給は、南アの鉱山ストを受けて11.7トンの供給不足。13年度の白金生産は南ア以外の地域での生産やリサイクル量の増加により、需給は均衡する見通しとなった。このため、地合いは強いが積極的に買い上がる勢いに乏しく、来週は調整主導の保ち合いの動きが予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4800円〜5100円。

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