今夜の経済統計に注目

2013/06/19 12:55:06

●米連邦公開市場委員会(FOMC)
 日本時間6月20日午前3時に米FOMC声明発表。同日午前3時30分にバーナンキFRB議長定例会見。
 FOMCについては、雇用の回復が不十分であるうえ、最近の個人消費や生産の指標に鈍化がみられるなど引き続き力強さに欠けていることから、現行の量的緩和策を維持し、声明では、雇用情勢に応じて購入規模を「拡大や縮小する用意がある」と前回の表現を踏襲する見通し。
 ただ、市場ではバーナンキFRB議長が5月22日の議会証言で、量的緩和縮小の可能性に言及して以来、為替・株式市場の混乱が収まらないことから、FOMC後の同議長の定例会見がより注目されている。

 今回の定例会見で同議長が、現状は政策変更する環境にはないことを強調し、早期の緩和縮小観測をけん制する内容となれば、為替はドル安に振れ、NY金相場は上昇することが予想される。一方、東京金はNY金相場高で買われたとしても、為替が円高・ドル安に振れれば上げ幅を抑えられるだろう。
 ただ今後、早期の緩和縮小観測の後退により、これまでの世界的な株安が収まり、株安による為替の円高・ドル安の流れも止まることになれば、東京金にとっては支援材料になる可能性がある。

 一方、バーナンキ議長が会見で量的緩和の縮小に言及すれば、NY金相場は下落することが予想され、東京金も売られるだろう。さらに、量的緩和の縮小は円売り・ドル買い材料だが、株式市場が急落しこれまでのようにリスク回避として円が買われるようだと、東京金はNY安・円高で下落幅が大きくなる可能性がある。
 ただ、同議長が資産購入の縮小は急がず、量的緩和縮小と金利引き上げはセットではないと述べ、為替・株式市場に安心感を与えることができれば、これまでのような急激な円高・株安の流れは収まり、東京金にとっては支援材料になる可能性がある。

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