東京貴金属見通し=落ち着き処を探る金

2013/07/05 16:39:36

<金>
 今週の東京金先限は、週前半に買い戻す動きがみられ、後半は頭重く推移し、結局一段水準を戻す形で越週した。
 来週は、目先の下値は確認したとのムードが強まれば、引き続き戻り歩調の中、落ち着き処を探る取引となりそう。3日の取引で緊迫するエジプト情勢やポルトガルの政局不安を受け安全資産として買われた動きは、金の魅力が衰えていないことを示した。また、値ごろ的には買い易い水準との見方も。例え売り圧力が強まったとしても、下値では買い拾われる流れにあると読む。
 来週の先限予想中心レンジは3850円〜4150円。

<白金>
 今週の東京白金は保ち合い。先月末の下落から値を切り返し、4500円の節目を試す場面もあったが、高値では売られ、狭い範囲でのレンジ取引に留まった。
 南ア鉱業の安定性を回復させるため、7月3日の会議で労働組合や鉱山会社、政府関係者が包括的協定に合意の署名を行ったが、南アフリカ鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)は署名を拒否。対立するもうひとつの労働組合である全国鉱山労組(NUM)との差別化を図ると共に、現在の違法ストを交えた鉱山会社との労使交渉が優位に進んでいるとの認識によると考えられ、来週8日から再開されるAMCUと鉱山会社との交渉の進展次第では、鉱山ストが発生し、供給懸念が台頭する可能性もある。ただ、ギリシャやポルトガルなど欧州経済の混乱や中国経済への懸念を背景とした需要減少見通しに圧迫されて上値は限られ、来週は、戻り高値を売られる展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4600円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ