東京貴金属見通し=金は売り仕込む局面か

2013/07/19 17:04:51

<金>
 今週の東京金先限は、バーナンキFRB議長が17日の議会証言で、改めて年内の量的緩和縮小の可能性を示した上で、既定路線ではないとの認識を明らかにする中、原油高などを背景に買い戻され、概ね堅調に推移した。
 同議長の発言において緩和縮小時期は、年内、年明け、どちらとも取れると市場では判断されており、来週は気迷いムードを強めそう。日足チャ−トをみると、4月の暴落後の戻り高値は15日目。今回の6月28日直近安値からの15日目を来週迎える。そろそろ戻り頭が重くなると考えるべきだろう。売り仕込む局面なのかもしれない。
 来週の先限予想中心レンジは4000円〜4250円。

<白金>
 今週の白金は堅調。景気回復にともなう需要増加への期待感から買いが入り、NY白金は7月16日に高値1434.90ドルを記録。また、東京白金は6月13日以来、約1ヶ月ぶりに4600円台を回復した。国内市場は、米経済指標の改善を背景にした米株上昇と債券安(金利上昇)で円安・ドル高が進んだことも支援材料となった。
 南ア鉱山での白金の生産コストは1400ドル前後であるため、この水準が下値支持線として作用するとの見方は市場関係者の間では根強い。ただ、自動車触媒用需要の多い欧州経済への先行き懸念を背景に、戻り高値は売られる展開となっており、来週は現在の値位置でもち合う展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4800円。

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