東京貴金属見通し=金は乱高下か

2013/07/26 16:39:58

<金>
 今週の東京金先限は、戻り歩調を継続させ一段水準を切り上げた後、頭を叩かれる形で越週した。
 来週は30〜31日にFOMC、31日に4〜6月期の米GDP速報値、8月2日に7月の米雇用統計が発表される。重要イベントが目白押しであるため、乱高下は必至か。米国の量的緩和の早期縮小観測の後退が確認されれば、先限は4400円台がみえてくる。しかし、安値から水準を切り上げただけに、ドルが強含み失望感が強まるようだと下げ幅は大きくなりそう。
 来週の先限予想中心レンジは4000円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。7月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)の改善を受けて、欧州経済の景気回復期待が強まったことで上値を試し、一時は7月25日高値4743円を記録、6月12日以来、約1カ月ぶりに4700円台を回復する場面もあった。しかし、その後は買い方の手じまい売りに圧迫され、大台を維持できずに反落しており、一段高を試すには新規の買い材料が必要になると考えられる。
 来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や7月の米雇用統計の発表を控えており、米景気回復への期待感が強まる内容となれば、工業用需要の増加観測を手がかりに上値を試す展開も期待できる。ただ、欧州や中国の経済見通しは依然として弱含み。南アで大規模ストライキが発生するなど供給に関わる突発的な出来事が起こらない限り、戻り高値は売られる展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4700円。

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