今夜の経済統計に注目

2013/07/31 13:14:53

●米連邦公開市場委員会(FOMC)
 日本時間8月1日午前3時に米FOMC声明発表。
 月850億ドル規模の量的緩和や事実上のゼロ金利政策は維持される見通し。市場では、量的緩和縮小の開始時期に関する示唆に加え、超低金利政策の継続について雇用や物価面での指針(フォワードガイダンス)が見直されるかどうかが注目されている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が7月25日、米FOMC会合で、超低水準の政策金利の見通し指針について表現方法の修正を議論する見通しだと伝えた。この報道を受けて、市場では「失業率が6.5%を上回り、インフレが2.5%を下回り続ける限り超低金利政策を維持するとしているフォワードガイダンスが見直され、相当長期にわたる超低金利の継続をより明確にする可能性がある」との見方か広がっている。
 量的緩和縮小の開始時期について、市場では9月開始との見方が有力。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は経済の回復状況に応じて調整するとしており、今回も雇用やインフレなどの動向を分析した上で開始時期を探ることになりそうだ。

 外国為替市場では、超低金利政策の長期化観測が円買い・ドル売り材料となっている。今回のFOMC声明で量的緩和の縮小開始時期が明確化されず、超低金利政策の継続長期化が盛り込まれた場合、円買い・ドル売り圧力が強まり、東京金は売られる可能性がある。ただ、FOMC声明がハト派寄りと受け取られ、ドルが主要通貨に対し下落することになれば、NY金は買われることが予想され、東京金は下げ幅を抑えられるだろう。

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