東京貴金属見通し=金は上昇トレンドだが

2013/08/23 16:39:53

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円安と白金の上伸などを背景に水準を切り上げる形で越週した。
 来週も円安の流れが期待できるため、国内は株高・貴金属高の流れを継続させそうだ。ただ、米金融緩和の早期縮小観測が根強いことで、NY金は不安定な動きになると予想する。テクニカルが買われ過ぎのサインを示した時は、一旦買い方は利益確定が得策か。弱気筋にとっては其処が絶好の仕掛け時。息の長い上昇トレンドではないと読む。
 来週の先限予想中心レンジは4250円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。世界的な景気回復にともなう需要増加への期待感や、南アからの供給懸念を背景に値を伸ばし、5月23日以来、約3ヶ月ぶりに4900円台に乗せた。
 7月の中国の白金輸入は前年比20.08%増の8.94トン。1−7月は前年同期比9.63%増の53.0トン。8月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は50.1と、前月確定値の47.7から上昇して4カ月ぶりの高水準となり、中国の景気減速による需要減少懸念が後退したことが買い戻された要因。今後、南ア金鉱山でのストによる産出減少が白金鉱山へも波及するようだと供給懸念を手がかりに基調を強め、国内市場は為替の円安傾向が継続するならば、2月8日高値5300円も視野に一段高を試す可能性がある。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5200円。

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