今夜の経済統計に注目

2013/09/06 11:07:43

●8月の米雇用統計に注目。
 日本時間9月6日午後9時30分に8月の米雇用統計が発表。
 事前予想は、米非農業部門就業者数が18万人増加、米失業率が7.4%。

 5日に発表された米週間新規失業者保険申請件数と8月の米ADP全米雇用報告が、安定的な雇用情勢の回復を示唆したことから、外国為替市場では8月の雇用統計も改善するとの見方が広がっている。
 景気動向を反映する非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を上回り、量的緩和政策を縮小させる一つの目安となる20万人を超えれば、9月17−18日開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小開始観測が強まることが予想される。そうなれば、為替のドル高が進行し、NY金は買い方の手じまいなどの売り物が膨らみ、中心限月の期近12月限は1300ドル台前半までの急落が予想される。
 東京金はNY金が1300ドル台前半まで急落した場合、先限は100日移動平均線が通る4329円(5日現在)を割り込む可能性がある。ただ、為替の円安・ドル高が進行すれば下げ幅は抑えられるだろう。

 一方、非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を下回れば、外為市場では改善するとの見方が広がっているだけに、ドルが対主要通貨で売り込まれる可能性があり、NY金の期近12月限は上昇し1400ドル台を回復することが予想される。また、10万人を割り込むようなことがあれば、年内の量的緩和縮小観測が払しょくされる可能性もあり、そうなれば、NY金は8月28日の高値1434ドルを上回ることが予想される。
 東京金はNY金が上昇し1400ドル台を回復すれば、先限は4500円台に乗せる可能性がある。ただ、為替が大幅に円高・ドル安に振れ、上値を抑えられるようたど、200日移動平均線が通る4545円(5日現在)突破は難しいだろう。

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