東京貴金属見通し=金は一応戻り歩調か

2013/09/27 16:55:31

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が根強い米量的緩和の早期縮小観測を映し下落したため、売り方有利の展開となった。
 来週は、難航している米債務上限問題が注目材料。警戒感から投資家のリスク回避の姿勢が強まれば、NY金に投資資金が向かう可能性がある。落し処がみつかるまでは、こじれることが予想され波乱の材料になるかも。ただ、米量的緩和の早期縮小観測が根強いため、限定的な戻りになると考えるべきだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4150円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。20日には先限が一時4762円の高値をつけたものの、値位置を維持できずに下落した。同じ貴金属である金の下落になびいた売りに下押された他、欧州経済の弱さも圧迫材料。中国が10月1日から国慶節で大型連休となるため、同国の宝飾需要を背景とした買いも減少することも弱材料となり、値位置を切り下げている。
 ただ、NY白金の1オンス=1400ドルの節目は、南ア鉱山での白金の産金コストとして意識されるため、同水準を下回った場面では買い戻されており、これ以上の下落は考えにくい。積極的に買い上がる材料に乏しいことで、上値は重いものの、来週は10月4日発表予定の米雇用統計などの経済指標を眺めながら買い場を探る展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4700円。

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