東京貴金属見通し=金は戻り歩調か

2013/10/18 16:57:42

<金>
 今週の東京金先限は、目先の下値を探る展開となり軟調に推移した後、ドル安を背景に買いが膨らみ、急反発しての越週となった。
 来週は今週末の急反発が、反転の切っ掛けになるとみられるため、戻り歩調で推移しそう。米財政問題でのデフォルトは回避され、政府機関の閉鎖が解除されたものの、その間の混乱が経済に悪影響を与えるとの見方や、FRBが量的緩和を早期に縮小するのは難しいとの見方が広がっている。ドルの信用が低下し、ドル売りの流れが強まれば、金買いが膨らむ可能性がある。買い方有利の一週間となりそうだ。延期されていた9月の米雇用統計が22日に発表される。頭に入れておくべきだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4100円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。米財政協議を巡る混乱を受けた世界経済の先行き不透明感を背景に上値重く推移していたが、協議の合意を受けて不透明感が払拭されたことから買い戻され、政府機関の一部閉鎖が実施される以前の9月27日(高値4607円)以来、約3週間ぶりの高値圏まで値を戻した。
 需給面では南ア白金鉱山でのストは沈静化したが、ストの影響による減産や、生産コストの上昇が潜在的な支援材料。また、同国の白金の上場投資信託(ETF)の現物保有高が増加し続けており、投資需要の増加にともなう世界的な供給ひっ迫見通しも相場を支えている。また、直近のレンジを上抜けた事で、チャート面での地合いも引き締まっているため、来週は強含みの展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4800円。

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