東京貴金属見通し=金はやや買い有利か

2013/10/25 16:46:09

<金>
 今週の東京金先限は、ドル安を背景にNY金が地合いを引き締めたため、概ね堅調に推移した。
 来週も米量的緩和の長期化が市場のコンセンサスになりつつあることで、しっかりした動きとなりそう。米雇用統計の改善は見込みにくく、再来週8日に発表される10月分には政府機関閉鎖の影響が出てくる可能性があるため、ドル安・NY金高の流れは容易には変わらないと読む。ただ、国内金は今週伸ばした日足チャート上での触覚のような2本の上ヒゲが気になる。戻り頭が重くなりつつあることを暗示しているのかもしれない。
 来週の先限予想中心レンジは4100円〜4280円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。直近のレンジを上抜き、23日に先限が一時高値4614円をつけ、9月24日以来、約1ヶ月ぶりの高値を記録。その後は、為替の円高・ドル安をみた売りに上げ幅を削られたが、概ね堅調に推移した。
 南アの白金大手インパラ・プラチナム・ホールディングス(インプラッツ)によると、賃上げを求めている鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)との労使交渉の行き詰まりを受け、政府の労働争議調停当事者がAMCUに対してストライキを承認した。仮にストが発生しても、合法的なストのため大きな混乱は無いと見られている。
 東京白金は、欧州や中国などの消費国経済への懸念や為替の円高に圧迫されているが地合いは強く、来週は底堅く推移すると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4800円。

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