東京貴金属見通し=金は方向性が決まる一週間か

2013/11/08 16:51:45

<金>
 今週の東京金先限は、NY金がユーロの調整安を背景に下落したため、概ね軟調に推移した。
 来週は、週明け月曜日に示される方向性に従うことが得策と考える。今週末の米雇用統計を受け、米量的緩和縮小の開始時期が来年3月にずれ込むとの見方が強まれば、強気買い。今年中の縮小開始が再び台頭するようなら、弱気売り姿勢で。14日には、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名されたイエレン副議長の承認に関する公聴会が予定されている。FRBの今後の金融政策を見極める重要な週となり、金のトレンドも示されることになりそうだ。
 来週の先限予想中心レンジは4000円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金先限は4600円から4700円の高値圏でのもち合いとなった。また、週末は欧州中央銀行(ECB)の利下げや米国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びを示したことを背景に、景気回復と需要増に対する期待感からの買いに値を引き締める場面もあった。
 目先、自動車の排ガス触媒に多く白金系貴金属を用いるディーゼル車の普及割合の高い欧州経済が上向くようであれば、需要増加への期待感から一段高を試す展開が予想される。また、南アでの白金鉱山会社と労働者間の労使交渉が継続しており、交渉が行き詰まり全国的な鉱山ストへ波及するようであれば、供給懸念を手がかりに一段高を試す展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4900円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ