東京貴金属見通し=金は買い拾う局面か

2013/11/22 16:45:28

<金>
 今週の東京金先限は、NY金がテクニカル売りなどを要因に下落したため、水準を切り下げる展開となった。
 来週は地合いが悪化し悲観ムードが強まっていることで、目先は下値模索の動きを強いられそう。しかし、年内の米量的金融緩和(QE)の縮小は見送られるとみられているため、NY金は手じまい売り一巡後、相応の戻りが期待できる。為替の円安歩調も下値を支えるとみられることで、先ぎり4000円割れ水準は絶好の買い拾い場か。逆張り派は積極的に買い仕掛けるべき水準に達しつつあると読む。
 来週の先限予想中心レンジは3900円〜4150円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。15日に先限が高値4740円をつけたが、同水準を上抜けず、テクニカルの売りに圧迫され、21日には安値4522円を記録し、1ヶ月ぶりの安値圏に値を沈めた後は買い戻され、4500円台でもち合う動きとなった。
 同じ貴金属である金相場の下落になびいたファンド筋の売りにつれ安しているが、世界的な供給ひっ迫見通しや、南アの白金生産コストの上昇、為替の円安・ドル高などを支援材料に下値余地は乏しい。また、白金は自動車の排ガス除去装置の触媒などに用いられており、世界的な景気回復への期待感が強まると、工業用需要の増加見通しも強まる。来週の安値は買い拾われる展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

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