東京貴金属見通し=金は戻り歩調か

2013/11/29 17:00:27

<金>
 今週の東京金先限は、テクニカル要因からの買い戻しと為替の円安を要因に、概ね堅調に推移した。
 来週は下振れ懸念が回避された後の戻り歩調が期待できるため、買い方有利で推移しそう。ドル建て1200ドル台半ばでは、中国からの現物買いがみられ下値を支えている。6日に発表される米雇用統計は気になるものの、円安により国内商品全般に買い妙味が高まりつつあるため、じり高歩調で戻り高値を窺う取引になると読む。
 来週の先限予想中心レンジは4000円〜4200円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。4600円の節目を上抜けられなかったことによる失望の売りや、月末を控えた調整売りに下押された。また、先週19日に南アの国営電力会社エスコムが、老朽化した発電施設を補修のために一時停止するに当たり、主要顧客に対して約10%の節電を求める緊急の通達を行ったことで、同国の電力供給への懸念が再燃。しかし、鉱山操業に大きな影響はなかったことから、白金は買い方の手じまい売りにも圧迫される展開となった。
 東京白金は先限ベースで10月24日安値4518円の水準が下値支持線として作用しており、同水準を維持できるかが目先の焦点になり、同水準を割り込むと値を崩し、一段安を試す可能性もある。ただ、ユーロ圏の経済指標が好調なことや為替の円安・ドル高傾向に支えられて下げ幅は限られ、来週は現在の値位置での値固めを試す動きになると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4700円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ