東京貴金属見通し=金はFRBの出方を探る動き

2013/12/06 16:58:34

<金>
 今週の東京金先限は、米経済統計の改善を背景とした量的緩和の早期縮小観測の高まりを受けNY金が下落したため、概ね軟調推移を強いられた。
 来週も米量的緩和の行方が相場を揺さぶる主要因となりそう。年内の縮小は見送られるとのコンセンサスが崩れるようだとNY金は急落するであろうが、慎重な見方の継続は下値が固いことを意味し、買い拾い場になりそう。数字の目安はNY金が節目の1200ドルを維持出来るかどうか。為替の円安により国内商品は動意付いているため、乱高下必至の週となりそう。
 来週の先限予想中心レンジは3900円〜4200円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。一時上伸する場面もあったが、もち合いの動きのなか、値固めを試す展開となった。
 南アでの労働組合と鉱山会社間での労使交渉が依然として続きストによる白金鉱山の減産懸念や、世界的な景気回復にともなう自動車販売台数の増加を背景とした需要回復見通しなどを背景に安値では買い拾われるものの、米量的緩和の早期縮小観測を受けた金の下落につれ安した他、米株価の上昇を眺めた投資資金の流出にともなう買い方の手じまい売りなどに圧迫された。需給面での支援材料が多いものの、南アの通貨ランドは4年8ヶ月ぶりの安値圏で推移し、ドル建ての輸出価格が押えられていることや金価格の下落になびいて軟化する可能性があるため、来週は上値の重い展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4700円。

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