東京貴金属見通し=FRBの出方次第の東京金

2013/12/13 17:12:38

<金>
 今週の東京金先限は、戻り歩調で推移した後、NY金の大幅な反落を背景に頭を叩かれる形での越週となった。
 来週は17、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。金融緩和縮小については、来年1〜3月との見方が多いものの、雇用をはじめとする米経済情勢の改善から来週の可能性も指摘されている。緩和縮小が決まればサプライズとなり、NY金は1200ドルを割り込むだろう。現行の金融政策が維持された場合でも、声明文やバーナンキFRB議長の会見内容次第では、売りが膨らむことになるかもしれない。方向性が決まる重要な週になりそうだ。あっさり通過すれば、戻り歩調か。
 来週の先限予想中心レンジは3900円〜4250円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。週明けに上伸し、11月19日以来、約1ヶ月ぶりに、4600円の節目を上抜く場面もあったが、100日移動平均線を上値抵抗線としたラインに押し戻され、上げ幅を削られる展開となった。
 南アの鉱山会社と、鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)との賃金交渉は継続。AMCUは南アの法律に基づき、賃金交渉での政府仲介役から白金生産世界1位アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)、2位インパラ・プラチナム(インプラッツ)、3位ロンミンでストを実施する許可を得ているが、クリスマス休暇が近いことやマンデラ元大統領が亡くなったことで、年内の交渉は一時打ち切られ、協議は来年に再開される。ストの実施も来年度に持ち越される流れとなり、白金の独自材料難から、来週は調整主導に狭い範囲で値固めの展開となりそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4700円。

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