東京貴金属見通し=金は戻り売り有利か

2013/12/27 16:52:56

<金>
 今週の東京金先限は、円安などを背景に終始戻り歩調で推移した。
 来週以降の国内金は、株高・円安を支援材料に買い気を膨らませる局面がありそうだが、NY金がドル高を背景に地合いを軟化させているため、戻り頭は重いと読む。金上場投資信託(ETF)からの資金流出が続いていることも、NY金の先安観を誘っている。最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」の26日現在の保有残高は804.22トンで、ピーク時(12年12月10日の1353.35トン)から4割超減少。減少傾向に歯止めが掛かっていない。戻り一巡後の軟調推移を見込み、戻り売り姿勢が得策だろう。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。景気回復にともなう自動車触媒用需要増加への期待感や、為替の円安・ドル高が支援材料となり、週末にかけて値を伸ばした。また、金相場への追随の売りが一服したことも、買い支えられる要因となった。
 来年も米景気回復への期待感が継続するならば、自動車販売台数も増加するため、堅調推移が見込まれる。現在、上値抵抗として作用している12月11日高値4667円を上抜けば、チャート的には100日移動平均を突破すると共に、ダブルボトムを形成し、一段高を試すと考えられる。目標値は11月15日高値4740円、次いで9月20日高値4762円、同水準を上抜けば、更に9月4日高値4956円も視野に入る。

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