東京貴金属見通し=米雇用統計次第の東京金

2014/01/10 17:09:02

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が買い戻し主導で上昇したことで、堅調に推移した。
 注目の米雇用統計が10日午後10時半に発表される。事前予想は、非農業部門就業者数が前月比19.6万人増、失業率が7.0%。来週の国内金は、雇用統計が方向性を示すことになりそう。節目の6%台の失業率が発表された場合は、ドルが強含み、NY金は売りが膨らむ展開になると読む。予想通りなら、戻り歩調継続か。

<白金>
 今週の東京白金は堅調。年初から上伸し、2013年9月12日以来、約3ヶ月半ぶりに先限の終値ベースで4800円台を回復した後は、為替の円安・ドル高にも支えられ、値を伸ばす展開となった。13年9月4日高値4956円が目先の上値の目標値。
 欧米経済の回復基調を背景に、世界的な自動車販売台数の改善が続くと見込まることも支援材料。白金は自動車の排ガス除去装置用の触媒として用いられる。また、需給面では、ジンバブエ政府が鉱山会社各社へと、同国内で白金を精錬し、付加価値を高めてから輸出するよう要求。現在、鉱山会社はジンバブエで採掘した鉱石の大部分を南アの精錬所で加工している。

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