東京貴金属見通し=金は堅調推移か

2014/01/24 16:50:26

<金>
 今週の東京金先限は、為替相場が不安定な動きとなったため、乱高下する展開の中、概ね堅調に推移した。
 来週は、28・29日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。新興国通貨に下振れ懸念が強まっていることで、金融緩和縮小は見送られるだろう。NY金は強含みを維持か。国内金先限は、4200円が上値抵抗線となり頭重い動きを強いられているが、切っ掛け次第で上放れる局面がありそう。
 来週の先限予想中心レンジは4100円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。世界的な景気回復を背景とした工業品需要の増加観測を受けて値を伸ばし、昨年5月16日(4999円)以来8カ月ぶりの高値圏で推移した。白金生産世界最大手アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)、同2位インパラ・プラチナム(インプラッツ)、同3位ロンミンで南アフリカ鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)の組合員が23日からストライキを実施。大手労使間の緊張状態が長期化すれば、南アの鉱山生産高が減少し、供給懸念が強まるため、白金は一段高になる可能性がある。
 ただ、23日に発表された1月のHSBC中国製造業PMIが49.6と、判断の分かれ目となる50を6カ月ぶりに下回る弱い内容となり、製造業の活動鈍化による需要の減退が圧迫材料。また、為替の円高や急伸に対する警戒感から5000円の節目では売られやすく、来週は上値の重い展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4650円〜5000円。

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