東京貴金属見通し=金は軟調推移か

2014/01/31 16:42:17

<金>
 今週の東京金先限は、為替相場が不安定な動きを続けるなか売り買いが交錯した後、週末に利食い売りが膨らみ、水準を切り下げる形で越週した。
 来週は、アルゼンチンや南アフリカなど新興国の通貨不安の影響で商品相場からの投機資金流出が懸念され、軟調推移を強いられそう。注目された前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小が決定されたことも、ドルの地合いを引き締めるため、ゴールドにとっては弱材料か。ただ、下値では安全資産として買い拾われるとの見方が根強くあり、軟化は限定的なものとなりそう。
 来週の先限予想中心レンジは4000円〜4180円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小が決定され、新興国経済への懸念が強まったことから週末にかけて大幅に下落し、先限4600円を割り込む場面もあった。
 南アの鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)と白金鉱山会社との労使交渉は難航し、30日にAMCUが白金大手の示した9%の賃上げ提案を拒否。ストにより、世界白金供給の約40%が打撃を受けると共に、同国の主要外貨獲得源である白金の生産量減少による貿易赤字への懸念から、同国通貨ランドが対ドルで下落し、ドル建て白金価格も軟化している。また、新興国の通貨不安を背景に、為替が円高に振れているため、労使交渉の進展や欧州経済の回復が示されるなどしない限り、来週の東京白金は上値の重い展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ