東京貴金属見通し=金は強気買い有利か

2014/02/14 16:52:29

<金>
 今週の東京金先限は、NY高を受け水準を切り上げる展開となった。
 来週は上昇トレンドが明確であるため、強気買い有利で推移しそう。NY金が、米量的緩和の縮小ペースは加速しないとの見方を背景に地合いを引き締めていることが買い方を勢い付かせている。金ETFの最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」の残高が、1月24日以降は一度も減少していない上、13年12月27日以来約1カ月半ぶりに800トン台を回復したことで売り圧力が弱まっていることも上昇の後押しとなりそう。NY金高に連れた国内金の上昇は、例え為替が円高に振れたとしても止めることは出来ないと読む。
 来週の先限予想中心レンジは4200円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。2月5日安値4490円を底値に値を切り返し、一時4700円台をつけた他、NY白金も1400ドル台を回復した。NY株の出直りを背景とした需要増加期待が高まっていることや、南アフリカでのストライキに伴う供給不足懸念が支援材料視された。
 NY株式市場の優良株で構成するダウ工業株30種平均は、米景気の先行きへの期待感を手がかりに値を伸ばし、1月23日以来、3週間ぶりに終値で1万6000ドルを回復。また、南アフリカの主要労組鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)と鉱山会社の労使交渉が続いている。来週は、1月21日高値4984円から2月5日安値4490円までの急落に対する半値戻しに当る4734円を上抜けば一段高となり、5000円の節目を試す上伸になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4900円。

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