東京貴金属見通し=金、決戦は月曜日

2014/04/04 17:16:01

<金>
 今週の東京金先限は、頭重かったものの円安を背景に戻り歩調で推移した。
 来週は、今週末の米雇用統計を受け方向性が示される月曜日の動きに追随すべきだろう。ぼんやりと見えてきたゴールドにとっての弱材料の米国の利上げ時期が、明確になるのか、それとも遠のくのか。4日の統計が指し示し、多くの投資家を導くことになると読む。為替相場が動意付く気配であるため、国内金も荒い値動きになりそう。仕掛けの準備は休日中に抜かりなく整えておくべきだ。
 来週の先限予想中心レンジは4150円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。3月28日安値4632円を底値に値を切り返し、4月4日には高値4878円をつける急騰となった。為替の円安・ドル高をみた買いや、米景気回復への期待感を背景とした需要増加見通しが支援材料。また、世界最大の白金生産国である南アフリカ共和国でのストが長期化していることも供給懸念を強め、白金やパラジウムなどの価格を押し上げた。
 鉱山ストの長期化を受け英資源大手アングロ・アメリカンは、南アの白金事業が収益を生み出さなければ事業からの撤退や人員削減が視野に入るとの見解を示した。また、白金生産大手インパラ・プラチナム(インプラッツ)に続き、ロンミンも一部供給に対し不可抗力条項を発動すると発表。南アの供給懸念は根強く、来週は急伸に対する調整を挟みながら、上値を試す展開を予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜5000円。

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