東京貴金属見通し=金、押し目は買い拾い場

2014/05/16 16:59:03

<金>
 今週の東京金先限は、NY金がウクライナ情勢の緊迫化を背景に上伸したため堅調に推移した後、戻り売りを浴び、頭の重い相場付きであることを確認しての越週となった。
 来週は、今週の引け味が悪かったことで軟調推移を強いられそう。週前半は手じまい売り先行か。週後半は、25日に予定されているウクライナ大統領選挙を控え、下値で安全資産買いが膨らむ可能性がある。ロシアがウクライナに対し6月分の天然ガス料金を前払いしなければ供給を停止する、と通告していることがクローズアップされるようだと地合いは好転するであろう。押し目処で買い拾う姿勢が得策と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4130円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は急伸。南アフリカ共和国で続く白金鉱山ストを背景とした供給ひっ迫懸念から買われ、5月15日高値4896円を記録。その後は、4900円の上値抵抗線に押し戻されたが基調は強く、高値圏で推移している。
 南アのストが長期化するなか、白金鉱山会社は一部労働者に職場復帰を直接交渉し、一時はスト終結への期待感も強まった。しかし、鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)は、スト破りを阻止するために道路を封鎖するなど暴徒化し、南アの警察当局は職場復帰を望む労働者に対する暴力や脅迫を取り締まる方針を表明したが効果は薄く、混乱の更なる長期化が懸念される。来週の東京白金は、南アの生産減少見通しに下支えられ、底堅い値動きが見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4900円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ