東京貴金属見通し=金は押し目買い有利

2014/07/04 16:42:37

<金>
 今週の東京金先限は、最近の高値圏で売り買いが交錯する中、概ね堅調に推移した。
 来週は、買い方有利の様相が継続する展開か。注目された3日の米雇用統計は、市場予想を上回る好調を示したため、早期利上げ観測から一時、NY金は1309.40ドルまで売られたが、その後は急速に引き戻し、下ヒゲを伸ばして大引けた。この動きは、理屈抜きで下値の堅い相場と判断すべき。週末4日の国内金も同様に底固く、円安を背景に小幅高となり、早期利上げ観測は織り込んだことが窺える。イラクとウクライナの地政学的リスクを背景に、来週は押し目買い有利と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4250円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。3日には高値4994円をつけ、約1年1ヶ月ぶりの高値を記録。しかし、5000円の節目に届かず、同水準を前に押し戻されている。
 南アフリカ共和国で同国金属労働者組合(NUMSA)がストに突入したとの報道を受け、同国の産業全体への懸念が強まった。NUMSAは自動車部品メーカー、鉄鋼業、発電設備を含む建設業等からなる労働組合。国営電力会社エスコムでは電力不足を補うため建設中の火力発電所で1万人規模の違法ストが行われ、電力不足懸念が強まり、精錬に電気を多く使う白金にとっても強材料視された。来週は、需給要因を背景に安値では買い拾われる底堅い値動きのなか、5000円の節目の突破を試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5200円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ