東京貴金属見通し=金は乱高下か

2014/07/18 16:48:03

<金>
 今週の東京金先限は3日続落後、2日続伸して越週した。
 来週はマレーシア機撃墜によりウクライナ情勢が一段と緊迫していることで堅調に推移しそうだが、買い一巡後はドルが対ユーロで強含んでいるため、戻り売りが膨らむ展開を予想する。地政学的リスクの高まりを受けた安全資産への逃避買いを過剰に期待し、戻り高値を掴むことだけは避けるよう対処すべきだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4200円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。ポルトガル大手銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)を巡る問題から欧米各国の株価が急落し、工業需要の割合が高く景気の影響を受けやすい白金も下落した。ただ、供給懸念の根強さから下げ幅は限られ、高値圏でのレンジ取引に留まった。
 今後の注目はウクライナ情勢の進展。世界第2位の白金生産国ロシアに対する欧米諸国の経済制裁が強まるなか、同国からの供給減少見通しは日増しに強まっている。世界第1位の南アフリカ共和国の白金の鉱山生産高もストの影響で大幅に減少するなか、ウクライナでの軍事的緊張が拡大の兆しを見せれば、白金価格が急騰する可能性があるため基調は強く、来週の白金は高値圏でもち合いながら上伸の機会を覗う動きになると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5200円。

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