東京貴金属見通し=金、依然戻り売り有利だが

2014/07/25 16:44:24

<金>
 今週の東京金先限は、NY安を背景に頭重く、概ね軟調に推移した。
 来週は、FOMC声明が日本時間31日の午前3時、米雇用統計は同8月1日の午後9時半に発表される。内容次第では為替や株式相場が大きく変動することが予想され、ゴールドの価格も揺さ振られるであろう。日足チャート上では、10日の短期移動平均線が20日の中期移動平均線を下向きに突き抜けるデッドクロスを形成していることで、依然戻り売り有利の様相。イラク情勢緊迫化で急伸する前の水準4194円が下値の目途。値ごろ買いを狙う投資家には、4200円割れ水準での仕掛けを勧める。
 来週の先限予想中心レンジは4180円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。7月3日高値4994円を天井に値を切り下げる動きとなり、7月24日には安値4841円を記録した。その後、急速に値を切り返す場面もあったが戻すに到らず、直近の4700円〜4900円のレンジ内に押し戻される展開となった。
 南アフリカ金属労働者組合(NUMSA)のストが収束に向うとの見方や、マレーシア航空機墜落を背景とした欧米とロシア間の緊張の高まりが、ユーロ圏の経済に悪影響を与える懸念が上値を抑える要因となった。しかし、中・長期的には南ア鉱山の減産見通しを受けた世界的な供給不足見通しが白金価格を下支えているため目先の下値は限られ、来週の安値は買い拾われ、もち合いながら値固めを試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5000円。

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