東京貴金属見通し=東京金、仕掛けるなら月曜の寄り付きか

2014/08/01 16:50:30

<金>
 今週の東京金先限は、円安を背景に上昇する局面もあったが頭重く、ボックス圏で推移した。
 来週は、1日の米雇用統計発表後に示される方向性が、一週間の動きを決めそうだ。統計が強い内容になれば、米国の利上げ時期が早まるとの思惑から優良株で構成するダウ工業株30種平均が下落し、外為市場ではドル買いが集まり、NY金は水準を切り下げる展開になるだろう。弱い内容なら、依然地政学的リスクが残っているため、買いを集めると読む。東京金も戻り高値を試す展開に。いずれにせよ、月曜の寄り付きに注目すべきだ。
 来週の先限予想中心レンジは4120円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金はもち合いの動き。週央に4900円台でもち合う展開となったが、金相場の下落を眺めた追随の売りに圧迫され、同水準を維持できず、反落して越週した。
 南アフリカ共和国で、同国金属労働者組合(NUMSA)が28日、経営者側の賃上げ提案を受け入れたことで、同国製造業部門でのストが終結。同国国営電力会社エスコムへ影響が波及し、電力不足が発生するとの懸念は後退した。ただ、ストの爪痕は深く、南アの白金鉱山生産高が以前の水準まで回復するには時間が掛かる上、鉱山会社は不採算の縦穴を売却する方針を示しており、鉱山生産高の減少は避けられない状況。また、ウクライナ情勢の緊迫化を巡り、同じ白金系貴金属のパラジウムが主要産出国であるロシアからの供給減が懸念されていることなどに支援され、来週は再度、上値を試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜5000円。

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