東京貴金属見通し=金は戻り売り有利

2014/08/22 16:36:25

<金>
 今週の東京金先限は為替が大幅に円安に振れたものの、米国の早期の利上げ観測期待を背景にNY金が下落したため、軟調推移を強いられた。
 来週は、地政学的リスクの後退とユーロ安・ドル高によりNY金の地合いが悪化しているため、売り方有利で取引されそうだ。日足チャート上でも目先の上値を確認した後、下向きトレンドを鮮明にさせつつあり、切っ掛け次第でテクニカル売りが集まると読む。戻り売り姿勢が得策だろう。
 来週の先限予想中心レンジは4200円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。週明けから値を崩し、週末22日には安値4776円をつけ、為替の円安・ドル高をみた買いに支えられ下げ渋ったが、2ヶ月ぶりの安値圏に値を沈めている。ウクライナ情勢を巡る対ロシア経済制裁の影響によりユーロ圏経済の鈍化懸念が台頭。白金は欧州などを中心としたディーゼル車の排ガス触媒として使用され、中国やユーロ圏の景気後退が自動車販売台数の減少とそれにともなう、白金の工業用需要減少懸念を強める。
 ただ、テクニカル面では200日移動平均線(8月22日時点4765円)を上回る水準で推移しており、地合いは底堅い。対ロシア経済制裁にともないロシアからのパラジウム輸出が滞るとの懸念も引き続き白金系貴金属全体の価格を押し上げており、来週の白金は売り一巡後の買い戻しに値を伸ばす展開を予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜4900円。

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