東京貴金属見通し=金は売り方有利

2014/09/12 16:37:40

<金>
 今週の東京金先限は、為替が大きく円安に振れたものの、ドル高を背景にしたNY金の下落により水準を切り下げる形で越週した。
 来週は、ドル全面高のインパクトが強くNY金の地合い悪化は鮮明であるため、売り方有利の展開か。下げ止まる切っ掛けとして、16、17両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での、買い材料の出現を期待する向きもあるが、逆に米国の利上げ時期の前倒し観測が強まるようだと、トレンドが下向いていることで大きく下振れることになりそう。地政学的リスクでは下支えられない流れにあると予想し、売り仕掛けが得策と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4150円〜4320円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。欧州の景気後退懸念と為替のドル高が圧迫材料となり、週末にかけ下落した。また、ロシアへの追加制裁措置は原油などが中心で、懸念されていた白金系貴金属のパラジウムが含まれなかったことで売りが誘われた他、連休を控えた買い方の手じまい売りが相場を圧迫した。
 目先は6月5日安値4730円水準が下値支持線として作用しており、来週は同水準を維持できるかが注目される。同水準を割り込むと4月24日安値4650円も視野に入る。ただ、需給面では、南アの鉱山会社が長期化したストの影響から、今後の経営再建のために不採算鉱山の閉鎖などの減産を計画していることや、米景気回復への期待感などを背景に潜在的な需給は強く、売り一巡後は買い戻される展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4900円。

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