東京貴金属見通し=金は依然戻り売り有利か

2014/09/19 16:40:40

<金>
 今週の東京金先限は、為替が大きく円安に振れたため、総じて堅調に推移した。
 来週も円の動きが変動要因の中心か。米国が量的緩和終了に向かっている中、日本や欧州が金融緩和を継続させているため、足元のドル高基調に変化はないであろうが、円は売られ過ぎとの見方から調整するようだと国内金を圧迫しそう。今週末、先限は4300円台に乗せたものの、この水準で売りが膨らみ上ヒゲを伸ばして引けた動きは、頭が重いことを示唆している。戻り売りでの対処が得策と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4200円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。9月12日安値4727円を底値に反発し、底堅く推移している。しかし、為替の円安ドル高に支えられた面が大きく、依然として基調は弱い。また、NY白金は9月18日安値1340ドルをつけ、13年12月26日(安値1337ドル)以来、約9ヶ月ぶりの安値に値を沈めた。南アの鉱山スト発生以前の安値圏にあり、今後更に一段安となれば、2013年12月19日安値1311.70ドルを視野に下値を試す可能性もある。
 欧州経済への懸念が圧迫材料。対ロシア経済制裁や地政学的リスクの圧迫がドイツの輸出を弱める他、フランスとイタリアで構造改革が停滞して景気回復を遅らせると見られている。また、米早期利上げ観測を背景とした売りに下押され、NY金が軟化していることも貴金属としての白金価格の頭を押さえる要因となり、為替に振られる面もあるが、来週は弱含みの展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4700円〜4900円。

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