東京貴金属見通し=金、戻り売り局面を待つべし

2014/10/03 17:03:34

<金>
 今週の東京金先限は、NY金の軟調推移を背景にレンジ内の下限まで水準を切り下げて越週した。
 来週は為替の円安一服とNY金の軟弱地合いを背景に、依然として売り方有利の状況が続きそう。ただ水準を切り下げたことで、一旦買い戻しがみられる局面はあると読む。プラスサイドの取引の日に売り仕込む姿勢を心掛ければ、中長期的な下降トレンドにおいては有利である。戻り売りで対処すべきだろう。
 来週の先限予想中心レンジは4180円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は急落。主要生産国南アフリカ共和国での白金鉱山ストを受け7月初めまでは堅調な取引だったが、スト終結後は軟調な値動きが続き、買い方の手じまい売りに圧迫され、一時4400円の節目を割り込む急落となった。
 欧州経済の後退懸念も圧迫材料。白金は自動車の排ガス除去装置触媒としての工業用需要の占める割合が高く、触媒に白金を多く使うディーゼル車の普及割合の高い欧州経済の先行き見通しに左右される。ただ、2日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会後、民間証券などの資産購入策の詳細が発表されたが規模や実施時期が明言されず、追加緩和観測が外れた格好となったことで欧州の景気回復期待が後退。中国経済の先行き不透明感にも圧迫され、来週は13年10月4日安値4302円を目処として、下値を試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

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