東京貴金属見通し=金は戻り売り姿勢が得策か

2014/10/10 16:51:36

<金>
 今週の東京金先限は、NY安を要因に下振れて始まった後、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けた早期利上げ観測の後退をきっかけに、概ね戻り歩調で推移した。
 来週は世界的に株式市場が調整局面を迎えているため、資金の逃避先として戻り歩調の継続が期待できる。水準を切り下げたことで、値ごろ買いも入り易い状況にあると言えるだろう。ただ、来週発表される米小売売上高や住宅着工件数などが好調な内容となれば、ドルは強含み、ゴールドの戻り頭を叩くことになる。最近の戻りを弱気相場が底を打ったと判断するのは危険だろう。戻り売り姿勢が得策か。
  来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は乱高下。宝飾用需要の多い中国と工業用需要の多い欧州での需要後退懸念に加え、為替のドル高傾向が継続した事などの複合要因から急落し、買い方の手じまい売り主導に大幅下落。週明けに暴落して2013年10月4日安値4302円を下抜き、10月6日安値4225円をつけた後は買い戻され、一時4500円台を回復した後に再度売られる荒い値動きとなった。
 10月1日から7日まで、中国が国慶節の連休で小売業者など現物筋の買いが薄かったこと、香港でのデモを受け同国の宝飾需要が後退するとの懸念が台頭したこと、欧州経済への不透明感が強まったことなどが暴落の要因。安値から買い戻されたことで目先の底打ちが確認されたが、上値を追うには手がかり材料に乏しく、来週はレンジ内でもち合いながら値固めを試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4500円。

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