東京貴金属見通し=金はFOMC次第か

2014/10/24 16:39:36

<金>
 今週の東京金先限は、レンジ内の動きであったが、概ね堅調に推移した。
 来週は28日、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されている。QE3の終了を既定路線通り決定した後、利上げ時期に関するフォワードガイダンスに変更があるのかないのかが注目されている。利上げ時期が後退するようなら買いが集まり、早まるようなら売りが膨らむ。最近の戻り歩調の頭を叩くような結果となれば、先限は今週22日につけた4300円丁度が目先の戻り高値となり、再び軟化することになるだろう。トレンドを決める重要な週となりそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は保ち合い。9月中旬からの白金は、南アの白金鉱山スト終結後、ウクライナ情勢を巡り対ロシア経済制裁による白金系貴金属のパラジウムの輸出減少懸念が後退。欧州経済の景気後退懸念や中国の経済成長の鈍化見通しも圧迫材料となり、買い方の手じまい売り主導に急落した。しかし、鉱山ストの影響で今後の生産コストの上昇や供給ひっ迫が見込まれていることや、米経済指標の堅調を背景とした景気回復期待などを支援に下げ止まった。
 しかし、世界的な景気後退懸念、特に欧州経済への懸念が根強いことが圧迫材料となり上値は重い。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を月末に控えていることも市場の様子見姿勢を強めると考えられ、来週は現在の4400円を挟んだ水準での値固めを試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4500円。

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