東京貴金属見通し=金は戻り売り有利か

2014/10/31 17:10:18

<金>
 今週の東京金先限は、為替が円安に振れたものの、NY金の下落を背景に水準を切り下げる展開となった。
 来週は、日銀の追加緩和決定で為替相場が動意付いていることで、値動きの荒い一週間となりそう。円独歩安の動きが予想されるため、国内商品相場は買い戻される局面があると見る。しかし、ゴールドは29日に米連邦準備制度理事会(FRB)が数年にわたる量的金融緩和の終了を決め、雇用情勢について明るい見通しを示したことで地合いが悪化している。22日につけた4300円丁度が目先の高値となり、下降トレンドを描くことになる流れと判断すべきだ。円安で戻った処で売り仕掛ける投資姿勢が得策と読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4120円〜4270円。

<白金>
 今週の東京白金は堅調。需給ひっ迫懸念に支えられ目先の底を打ったと見られるが、欧州や中国の需要後退懸念に圧迫され、4400円を挟んだ価格帯での保ち合いを継続している。
 南アフリカで操業する白金大手インパラ・プラチナム(インプラッツ)は29日、約5カ月間にわたるストの打撃を受けた南ア事業について、依然としてフル操業に戻っていないことを明らかにした。鉱山ストの影響だが、同国での鉱山生産高の減少と賃金上昇にともなう生産コストの増加は中・長期的な白金の支援材料。ただ、短期的には為替のドル高にともない、ドル建てNY白金は相対的な割高感からの売りに圧迫される他、金の下落になびいた売りにも下押されているため地合いは弱く、来週は現在の価格帯のなかで弱含む展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4500円。

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