東京貴金属見通し=金、月曜日の寄り付きに一週間の方向性が示される

2014/11/07 16:42:54

<金>
 今週の東京金先限は、為替が円安に振れたものの、NY金の続落を背景に水準を切り下げる展開となった。
 来週は、今週末7日発表の10月の米雇用統計の数値次第の動きとなりそう。予想通りの堅調な内容でドル高が進み賃金の上昇も確認できれば、NY金は1100ドル割れを試すことになるだろう。予想に反して低調な結果になれば売り方の手じまいが入り、NY金は1150ドルの節目を回復し、戻り歩調か。ただ、米国と日欧の金融政策の違いを映したドル高シナリオは変わらないため、急伸するような動きは期待しない方が無難だろう。国内金は月曜日の寄り付きに一週間の方向性が示されると読む。順張りでそのトレンドに乗る投資姿勢が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は為替の円安や株高を手がかりに週明け4日に高値4545円をつけたが、その後は値位置を維持できず軟化した。ユーロ圏経済の先行き不透明感やドル高を背景にドル建てNY白金が弱気に傾き、6日には1200ドルの節目を割り込んだことも心理的な圧迫材料。10月6日安値1186.50ドルが短期的な下値目処。同水準を割り込むと支持線となる水準がないため、ずるずると値位置を切り下げる可能性がある。
 しかし、最近の国際貴金属価格の下落により鉱山会社は採算を悪化させており、今後は生産コストの高い鉱山の閉鎖が行われ、生産高を減少させる形での生産調整が発生すると考えられる。また、為替の円安・ドル高を背景とした買いが支えていることから下値は限られ、来週は値固めを試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

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