東京貴金属見通し=金は戻り売りを仕掛ける局面か

2014/11/14 16:52:37

<金>
 今週の東京金先限はNY金高を受け急伸して始まった後、円安を背景に概ね堅調推移となり、全ぎり節目の4300円台を回復して越週した。
 来週は、頭重いようだと再度トレンドが下向く動きになりそう。今週は出来高を伴いながらの戻り歩調であったが、ユーロ安・ドル高や原油安が重しとなり、上げ幅は抑えられた。戻り足に勢いは感じられなかった。「ドル建て金の水準はかなり切り下がったものの、まだ買い仕込む状況ではない」との見方が強まれば、地合いは再び軟化しそう。4300円台前半で足踏みするような取引なら、戻り売りを仕掛ける局面と判断すべきなのかもしれない。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は、為替の円安・ドル高をみた買いに支えられて下値を切り上げたが、先限4500円の節目を挟んだ狭い範囲のレンジ取引に留まった。欧州経済への不透明感が払拭されないことや、中国などの景気減速見通しが強まっていることが上値を圧迫する一方で、南ア鉱山の減産見通しや、ウクライナ情勢の緊迫化を背景とした対ロシア経済制裁の影響で同国からの貴金属輸出が滞るとの懸念が下値を支えていることで、上下共に動きにくい環境となっている。
 来週は、米景気回復への期待感を背景に為替のドル高傾向が続き、ドル建てNY白金が1200ドルの節目を大きく割り込む下落となれば、国内市場も下押されると考える。ただ、為替の円安を手がかりに安値は買い拾われ、下げ幅は限られると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4700円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ