東京貴金属見通し=金は押し目買い局面

2014/11/21 16:43:38

<金>
 今週の東京金先限は、ファンド筋の買い戻しが膨らみ5日続伸、水準を大きく切り上げて越週した。
 来週は、一時的に買われ過ぎていることで下押す局面もありそうだが、NY金が底値から切り返してまだ日が浅いだけに堅調地合いは維持すると読む。買い材料が見当たらない中での反転であるため戻り売り有利の声も聞かれるが、NY金は前月までに水準を大きく切り下げたことで、戻り余地は十分に残している。国内金には円安も手伝う可能性があり、買い方有利の環境にあると判断すべきだ。押し目買い姿勢での対処が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4650円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。値位置を切り上げ、10月1日以来、約1ヶ月半ぶりに4600円台を回復する展開となった。為替の円安や、米経済の回復による工業用需要の増加や、中国の宝飾需要の増加への期待感などが支援材料。また、欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表した10月の欧州連合(EU)域内の新車(乗用車)販売台数は、前年同月比6.5%増の107万2837台と、1年2カ月連続で前年を上回った。自動車の排ガス触媒に白金を用いる割合いが高い欧州での自動車販売台数の回復も、工業用需要の増加期待を強める要因となった。
 来週は、24日の日本が勤労感謝の日、週末の米国が感謝祭の祝日のため、積極的には動きにくいが、自動車販売台数の増加など需給環境の改善に支えられ、底堅い値動きになると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4900円。

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