東京貴金属見通し=金は押し目買い有利か

2014/12/12 16:50:30

<金>
 今週の東京金先限は、堅調なNY金相場を受けて上昇し年初来高値を更新するなど、概ね強含みで推移した。
 来週は14日の衆院選挙結果や、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が材料視されそう。いずれもドル高・円安要因になる可能性が高いため、NY金はやや軟調推移か。ただ、最近のNY金の下値は堅く、国内金は円安を背景にした買いが勝り、再度年初来高値を更新する局面がみられると読む。動意付き上下に値動きが荒くなっていることで、押し目買い姿勢で対処すべきだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4550円〜4800円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。週初め9日に高値4834円をつけ、9月3日以来、約3ヶ月ぶりの高値をつけたが値位置を維持できず反落、上値の重い展開となった。金塊相場の堅調や為替の円安になびいた買いに支えられていたが、欧州や中国の景気後退懸念を背景とした、自動車の排ガス触媒用需要の減少懸念が相場の上値を圧迫している。
 ギリシャ政府は、2015年2月に予定されていた大統領選挙を今月17日に前倒し実施することを決定。世界の株式市場では、選挙で与党候補が拒否されれば、緊縮財政が行き詰まるとの懸念が浮上し、9日の世界的な株安の一因となった。しかし、一方で最近の原油下落により、自動車の需要が増加するとの見方もあることや、世界的な環境規制の強化により触媒需要の堅調が見込まれることが、中・長期的な下支え要因となるため下げ幅も限られ、来週は高値でもち合う動きになると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4900円。

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