東京貴金属見通し=押し目買い有利の金

2014/12/19 17:04:19

<金>
 今週の東京金先限は、原油安を要因に大きく下振れる局面があったものの、押し目では買い拾われ下値が堅いことを窺わせる形で大引けた。
 来週は、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、FRBは利上げに対して慎重との見方が広がっていることから堅調に推移しそう。円安・株高により投機資金の流動性が高まり、貴金属相場も確りした動きが期待できる。17日に下ヒゲを伸ばした後、直ぐに切り返した日足チャートは、下値が堅いことを示唆している。押し目買い有利と判断すべきだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。欧州経済の先行き不透明感や中国の経済成長の鈍化見通しを背景とした需要後退懸念に圧迫された。また、17日に実施されたギリシャの大統領選挙は有効数に達せず23日の再選挙を待つ段階となっていることや、ロシア金融危機や同国通貨ルーブルの急落なども弱材料視された。
 ロシアは原油安と西側諸国の制裁措置を背景にルーブル暴落が続く通貨危機の中、穀物価格の抑制策として輸出規制に乗り出している。この規制が白金やパラジウムなど金属資源にも拡大されるようだと、世界的な需給ひっ迫を強める支援材料になる可能性もある。ただ、目先は景気後退が白金の工業用需要を後退させるとの見通しが弱材料となり、上値の重い展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

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