東京貴金属見通し=金、依然押し目買い有利か

2015/01/09 16:38:48

<金>
 今週の東京金先限は、概ね堅調に推移し上昇基調を維持する形で越週した。
 来週も先月半ばから続く右肩上がりのトレンドを継続させる取引となりそう。今週、ユーロ急落・原油続落といったゴールドにとっては、マイナス材料が出現したものの、下値の堅い動きを続けた。地合いが確りしている相場と判断すべき局面のようだ。円が一段安となれば、国内金は水準を切り上げる取引が期待できる。結果次第では世界経済を混乱させかねない25日のギリシャ総選挙を通過するまでは、安全資産という観点から押し目買い有利の取引を続けそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4550円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金はもち合い。年明けに乱高下した後は、1月7日安値4664円で底を打ち反発したが、欧州経済の先行き不透明感を背景とした売りに圧迫され、軟調に取引を終えた。欧州は自動車触媒に多く白金を用いるディーゼル車の普及割合が高く、同地域の景気後退は白金の工業用需要を後退させる。
 また、7日に発表された2014年12月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)・速報値は前年同月比0.2%低下と、5年2カ月ぶりにマイナスへ転落。主因は原油安に伴うエネルギー価格下落のためだが、デフレに対して欧州中央銀行(ECB)が追加量的緩和を実施するとの見方が強まった。また、ギリシャの政局不安も頭を押さえる要因となり、来週は上値の重い展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

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