東京貴金属見通し=金は強気買い有利の展開

2015/01/16 16:45:20

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が安全資産として上昇したことを受け、堅調に推移した。来週も、今週同様先月半ばから続く右肩上がりのトレンドを継続させる取引となりそう。
 スイス中央銀行によるスイスフランの上限目標撤廃報道を背景に為替市場が混乱するとの見方から、金相場の地合いは引き締まっている。22日は欧州中央銀行(ECB)理事会、25日にはギリシャ総選挙が控えているため、ユーロを軸に為替市場の不安定な状況は続きそう。連れて株式市場も動揺するようだと、投資資金の逃避先は限られる。金は強気買い有利と読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4950円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。1月14日に高値4795円をつけた後、為替の円高に圧迫される場面もあったが、週末には金の上伸になびいた買いに支えられ、値を伸ばす展開となった。また、NY白金は15日高値1267.30ドルをつけ、昨年10月29日以来、2ヶ月半ぶりの高値圏に浮上した。
 早ければ来週22日にも欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を実施するとの見通しから、ユーロ売り・ドル買い傾向が継続。欧州経済の先行き不透明感が強いことも上値を押さえており、昨年12月9日高値4834円を突破するには材料不足。金相場が安全資産としての買いに上伸したことになびき同じ貴金属として買われたが、一段高を試すには独自材料に乏しく、来週は為替の動向に振られるなか、戻り高値は売られる展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4950円。

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