15日のNY金は続伸、NY連銀製造業景況指数の結果を受けて押し目買いが入る展開
2024/04/16 7:24:51
15日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月6月限は前営業日比8.9ドル高の2383.0ドル。
米商務省が15日発表した3月の米小売売上高(速報値、季節調整済み)は、前月比0.7%増。市場予想の0.3%増を上回り、2カ月連続で前月比プラスとなった。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感が強まったことで金が売られる場面があった。しかし、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数がマイナス14.3と市場予想のマイナス5.2を下回る結果となったことから、NY金は押し目では買い戻され、上値を伸ばす展開となった。
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米労働省が16日発表した5月11日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万件減の22万2000件となった。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、金の売りが先行した。また、米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金の魅力が弱まり、下げ幅を拡大して一時2375.2ドルまで下げた。しかし、その後はドル高が一服し、押し目を買われて下げ幅を縮小する展開となった。 - 15日の金ETFは増加、現物保有量は833.36トン5月16日 08:36ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、15日時点で前日比1.43トン増の833.36トンとなった。
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米労働省が15日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.4%と、伸びは3カ月ぶりに前月から鈍化した。これを受けて、米利下げ期待感が高まり、米長期金利が低下。金利を生まない資産である金の魅力が高まり金の買いが先行した。また、米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は横ばいと、事前予想の0.4%増より下回り、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、上げ幅を拡大する展開となった。 - 14日のNY金は反発、米長期金利の低下やドル安を背景に買い優勢の展開5月15日 07:3914日のNY金(COMEX金)は反発。
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米労働省が14日発表した4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.5%上昇で、市場予想の0.3%上昇を上回った。これを受けて、ドル指数が上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感の強まりで金が売られる場面があった。しかし、3月は0.2%上昇から0.1%下落に下方修正されたことで、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の魅力が高まり、押し目は買いが入った。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、アムステルダムで行われたオランダの外銀関連団体主催のイベントで、金利政策をより長期にわたって高水準に維持する必要性を示唆したが、米金融当局の次の動きが利上げになる公算は小さいと改めて述べたことから、ドル指数が下落し上げ幅を拡大する展開となった。 - 13日のNY金は大幅反落、米消費者物価指数の発表を控え利益確定の売りが入る展開5月14日 07:3013日のNY金(COMEX金)は反落。
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