WealthNavi (ウェルスナビ) の実績をCEOの柴山氏が公開!年利と利回りは?
話題のロボアド投資サービスの1つ、ウェルスナビ。
積立サービスも実装し、NISA口座対応という投資家に魅力的なサービスです。
「サービスが魅力的でも、実益はどうなの?」というのが、投資サービスを選ぶ大きなポイントでもありますよね。
そこで、ウェルスナビの実力や魅力を知る手がかりとして、CEO柴山氏のパフォーマンスを参考に解説。
過去5年ほどの短期的実績ではありますが、今後の運用目安になる情報です。
他にも、公式サイトで公開されているドル建てパフォーマンスや1992年から運用したときのシミュレーション、運用実績から分かることなど、紹介していきます。
ウェルスナビの実績を知りたい人や、ロボアド投資を比べるときの参考にしてみてください。
ウェルスナビの運用実績!2021年までのパフォーマンスを解説
ウェルスナビの2016年以降のパフォーマンスは、公式サイトで公開されています。
投資サービスでのパフォーマンスとは、どんな風に実績、つまり、利益を上げているかという具体的な数値のこと。
パフォーマンスを視覚化して分かりやすくなっているグラフがありますので、そちらからご紹介と解説をしていきたいと思います。
ウェルスナビサービス開始後のパフォーマンス
画像引用:https://www.wealthnavi.com/performance
2016年1月から2021年4月までのドル建てパフォーマンスグラフが、上記画像です。
条件は、元本100万円で、3万円ずつ毎月積立の2つ。
ですから、元本100万円のみでの推移を描いたグラフではありません。
コロナ・ショック時には、急降下を描いたグラフがV字回復後、順調に右肩上がりで推移しています。
グラフの左数値は保有ドルを現し、1.0で1万ドルです。
2016年スタート時は1万ドル弱からスタートし、2021年4月には、リスク許容度5レベルで4万ドルに到達しているのが分かります。
実際にどれくらい儲けたのか?
上記条件でウェルスナビを運用したときのドル建て資産評価額(2021年4月)は、
・リスク許容度1:3.27万ドル
・リスク許容度5:4.03万ドル
です。
注意したいのは、元本だけの運用ではないということ。
上記でご紹介した右上がりのグラフには、毎月の追加積立も含まれています。
ですから、初期元本1万ドルが4倍の4万ドルになったというわけではありません。
続いて、実益の算出方法について解説です。
条件を押さえた、実益算出の考え方
はじめにご紹介したドル建てパフォーマンスグラフの条件をおさらいすると、
・元本100万円
・積立3万円/毎月
です。
2016年から2021年4月の積立回数合計は51回ほどで、累積元本額は約2.5万ドル程度に増額しています。
2021年4月のドル建て資産評価額は、リスク許容度1で3.27万ドル、リスク許容度5で4.03万ドル。
ここで、ドル建て資産評価額から累積元本額を差し引いて簡単な計算をしてみます。
・リスク許容度1:3.27万ドル-2.58万ドル=0.69万ドル
・リスク許容度5:4.03万ドル-2.58万ドル=1.45万ドル
ということになります。
ウェルスナビのリスク許容度は5段階です。
ですから、リスク許容度1が最低ラインで、リスク許容度5が最高ラインを描くグラフに。
つまり、2016年から2021年4月に上記条件でウェルスナビ運用のドル建てパフォーマンスは、最低でも0.69万ドル=69万円~1.45万ドル=145万円ほどの利益で運用と算出できます。
※1ドル=100円のざっくり計算ですから、実際の利益実数とは異なります。
1992年からのシミュレーションで、資産は2.4倍に
過去のマーケットデータを使った運用試算シミュレーションが発表されています。
ウェルスナビは2016年7月リリース。
ですから、過去のマーケットでウェルスナビのロボアドがどれくらい有益かのシミュレーションです。
もし、1992年1月から2017年1月の約25年間を、ウェルスナビで運用していたらどんな風な利益がが望めたかというと、ドル建てでプラス142%。
元本1万ドル、毎月300ドル積立で、ウェルスナビを25年運用すると、倍以上のリターンになったというシミュレーション。
説得力として強いシミュレーションが、過去のマーケットからも取れていると言えます。
ウェルスナビの実績・成果をCEOの柴山氏が公開!
画像引用:https://www.wealthnavi.com/ceo-performance
ウェルスナビ株式会社CEOの柴山氏口座を用いた運用実績も、公式サイトで公開されています。
CEOも投資運用しているという情報から、「自分も投資している商品に手抜きはしないだろう」という考えが浮かぶのは少ない数ではないはず。
続いて、ウェルスナビ株式会社CEOの柴山氏口座運用実績について、詳細をグラフから解説です。
ウェルスナビ株式会社CEO柴山氏のドル建て口座
CEO柴山氏のドル建て口座パフォーマンスがこちらの画像です。
初年度に追加投資を行い元本を3万ドル以上に増額し、毎月3万円の積立も実施しているのが分かります。
元本の推移は水色部分で、累積元本額が5万ドル弱(2021年4月30日)。
全期間を通じた実益は、ドル建てで+59%、円換算では+54%ほどになっています。
つまり、ドル建てで4.48万ドル、円換算で540万円ほどのパフォーマンスを上げていることに。
このことから、公開された期間中の年率は、プラス12.2%で成長を続けたという計算になります。
5年ほどで50%を超えたリターンを得たことが、CEO柴山氏の口座運用実績から得られる情報です。
ウェルスナビの運用実績からわかったこと
ウェルスナビ発表のドル建てパフォーマンスやCEO柴山氏の口座パフォーマンスから、どうやってリターンを上げてきたかが分かってきました。
ウェルスナビ運用でリターンを上げるための考え方として、
・運用期間
・積立投資
・分散投資
の3つから簡単に紹介します。
ウェルスナビは短期運用には向かない
ウェルスナビは、長期運用で実績を上げているロボアド投資サービスです。
実績から、元本プラス積立投資を実施した上で、5年以上は据え置きたいサービスと言えます。
というのも、CEO柴山氏のパフォーマンスに関する記事内で、ウェルスナビが長期資産運用に向くサービスという説明がされているのです。
また、ウェルスナビのリバランスは半年に1回です。
マーケットが乱高下するショック時には追加リバランスも行いますが、基本のリバランスは年2回。
リバランスの回数からも、短期というより、長期向け投資サービスと言えます。
ウェルスナビの積立投資はうまく活用する
ウェルスナビは、積立で元本を増やすことでリターンも増やしていくという長期的なシミュレーションを試算している投資サービスです。
ですから、長期運用のコツとしても、積立投資で完本増額が望ましいと言えます。
分配金も再投資してくれるので一定の利益を出しているときは、元本は増加傾向に。
ですが、毎月何万円も利益を出すには、元本額がそもそも多くなければなりません。
ですから、初期の最低投資額10万円を投資後、追加投資や積立投資で元本を増やすイメージ。
積立を利用することで、リターンを自ら増やすといった考え方で運用していきます。
ウェルスナビで分散投資してリスクと損失を最小限に
ウェルスナビは、ロボアド投資サービスです。
ウェルスナビでは、「長期・積立・分散」の投資を推奨していて、ロボアドが分散投資をになっています。
ウェルスナビの分散投資対象は、米国株・新興国株・米国債券・金・不動産など、銘柄や種別など色々。
投資対象をロボアドが選ぶシステムから、上のグラフのように、分散投資でリスクを軽減できたことが分かります。
米国株ばかり保有していたとすると、この日は含み損ばかり。
金や米国債券がプラスに転じているため、米国株や新興国株のマイナスをカバーできています。
個人で投資する際、「英国のEU離脱宣言」を受けて適時投資対象を変えることは難しいですよね。
ウェルスナビなら、損切りも含め、投資対象を適時選んで売買する分散投資を、ロボアドがになってくれます。
ただ、1つの投資サービスで全資金運用は高リスクですから、短期や中期実績の投資サービスと併用といった運用もおすすめですよ。
ウェルスナビの実績を公開しているブログを紹介
続いて、ウェルスナビを実際に運用している人の声として、ブログを紹介します。
・株初心者向けのブログ
・主婦ブログ
・アラフォーリーマンブログ
の3つからご紹介。
ウェルスナビの実績について、実際の声をご確認いただける内容になっています。
やさしい株のはじめ方
ウェルスナビを元本100万円と積立5万円で、30年後まで追っかけ実況していくブログのようです。
マイナス実績の時期があったことや、ブログ主が個人で運用した実績と比べたマイナスの考え方も参考になります。
https://kabukiso.com/wealthnavi/result.html
ただのアラフォーママが赤裸々に試算運用をガチるブログ
ウェルスナビだけではなく、株取引や仮想通貨など、運用に関するものをまとめた主婦ブログです。
ファイナンシャルプランナーの資格を持つ主婦のようで、実際の運用情報が写メとともに紹介されています。
https://ameblo.jp/cocho1714/entry-12654691728.html
40代不動産投資家の日常
金融系サラリーマンの運用ブログです。
ウェルスナビ運用では、元金30万円、積立6万円で1年ほど運用した実績が照会されています。
ウェルスナビとTHEOなどの類似サービスを比較!
ウェルスナビが長期運用投資として実績を上げていることが、CEO柴山氏のパフォーマンスやブログからわかりました。
ただ、ロボアド投資は、それぞれのサービスで使われるアルゴリズムが異なりますので、同じ時期でもリターンの出方は色々。
実績やリバランスの回数、どんな風な特徴を持つのか比べて選びたいサービスでもあります。
ロボアド投資サービスの特徴や内容を紹介する記事もありますので、ロボアド投資サービスを選ぶ時の参考にしてみてください。
ウェルスナビの始め方!投資額がいくらになるか無料でシミュレーション!
ウェルスナビをはじめるためのステップは、3ステップです。
ただ、本人確認のための簡易書留受け取りで、数日かかることを予定しておいてください。
ウェルスナビでは、リスク許容度やいくら投資するかを入力して、投資額がいくらになるか公式サイトでシミュレーションできるサービスがあります。
詳しくは、別記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
ウェルスナビの実績は長期間で見ると好調
ウェルスナビの運用実績は、ドル建てパフォーマンスも、CEO柴山氏のパフォーマンスも、1992年からのシミュレーションも、全てリターンを上げている魅力あるものでした。
ただ、運用実績や過去マーケットからのシミュレーションは、“今”のパフォーマンス。
これから先の明確な年率やリターンを保証するものではありません。
そうは言っても、年率12%でリターンが望めるサービスが他にあるかというと、ないですよね。
投資サービスを選ぶきっかけや、分散投資の1つとして検討するのにおすすめなロボアド投資サービスがウェルスナビ。
実績から、ウェルスナビは長期的に好調なロボアド投資サービスにちがいないと言えます。