東京外為市況=日銀の金融政策決定会合を受けて、円は一時118円台半ば

2015/04/30 17:01:02

 30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=119円絡み。
 前日の海外市場では、米国の成長鈍化や早期利上げ観測の後退から、ややドル買い・円売りが優勢の展開。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、米国の景気減速が「一時的」との認識が示されたことで、ドルを買い戻す向きもみられた。東京市場ではこの流れを引き継いで、119円付近で始まった後はもみ合い推移が続いたが、日銀金融政策決定会合で金融政策の維持が決まり、追加緩和を期待していた向きの円買いが先行したほか、東京株式市場が急落したことも円買いを誘う格好となり、一時118円台半ばまで円高に振れる格好となった。ただ、黒田日銀総裁が「今の段階で追加緩和を行う必要は無い」と述べたものの、日銀が掲げる2%の物価目標の達成時期をこれまでの「15年度を中心とする時期」から「16年度前半」に変更したため、追加緩和観測が再燃し、取引終盤は119円付近に水準を戻す展開となった。

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